SSに『See You Again Soon』をアップしました。
塚跡WEBオンリーの展示作品でした。間に合って良かった~。
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タイトルは、手塚から来年イギリスに留学する跡部へ & 跡部から3年後の手塚へのメッセージ。SQ11月号の手塚の微笑みを、せっかくなら跡部に真正面から浴びてもらいたいね…と思って書きました。
手塚の笑顔って、これまで新テニでは大和との試合中、幸村との試合中の2回あったけど、どちらも「テニスが楽しい」っていう気持ちから生まれた、言ってみれば自分事の笑みだったんですよね。今回の何が衝撃的だったかって、「跡部が勝って嬉しい」という他人事になってる点だと思う。手塚の情緒がすくすく育ってるのを感じる…。(手塚は幼児じゃないんだが…?)(なお、無印でリョーマが勝ったときの笑みは、「全国優勝が決まった喜び」だと思うので自分事にカウントしてます)
そのうえで、跡部でなく別の誰かの試合だったなら、日本が勝ったとしても笑うまではいかなかったんだろうというのが台詞に滲んでいて、そこに純粋に感動したんですよね。手塚さんにとって跡部さんってどんな存在なんすか?って小一時間問い詰めたいよ。
跡部はこれまで、いつ膝があったがために覚悟決めて留学ドタキャンしちゃったり、試合中に見た手塚の幻に力を貰ったりしてるけど、そういう岐路に手塚の存在があるわりには、手塚本人は一切関与も関知もしてないのよね。
なんか今回、その距離感がすごく良いなって改めて思った。相談も助言もしないし、お互いの事情なんて知らないけど、手塚も跡部も自分のプレーで相手の心を動かしてるって事実がさ…。やっぱ二人はどこにいようと何してようと、お互いが最高の宿敵なんだよね…。
うちの手塚は元々跡部へのラブが重くてデカイうえ、好きだと思ったらグイグイいくタイプなので、作品の傾向には変化ないんだけど、「手塚もこれくらいするやろ」の心理的障壁はだいぶ低くなりました。