SS『風に乗るとき』

 SSに『風に乗るとき』をアップしました。
 文章書くの久々すぎて、こんな短い話に何日も掛かってしまった。ってか、これは塚跡なの…か……???

 テニラビ、約8年間ありがとうの気持ちを込めました。
 原作ではおそらく一週間程度しか合宿所におらず、高校生代表ともほぼ接点のないはずの手塚を、こんなにも長い間、合宿所に留め置いてくれてありがとう。テニラビのおかげで見れた姿、生まれた創作物がたくさんあるよ。
 「ドイツ行きたいんだろ、アーン(略)」に対する手塚の反応が(跡部…)だけなのは、事前にドイツ行きについて二人で話したことがあったからだろうと思って、その辺りを書きました。手塚のドイツ行きのチケットを、さも当たり前のように手配する跡部…。(※10.5巻参照)
 反省点は、そろそろ手塚を合宿所から出してやらなきゃと書き出したもんだから、負け組合流前の時間軸になってしまったうえ、肝心のテニラビ設定が原作に存在しない「談話室」くらいしかないところです。

 しかし、スマホのゲームってサ終したら情報が残らないのがつくづくもったいないよなぁ。スイッチ版はあるけど、オリジナルの紅白戦のみだし。
 手塚が跡部のウェリントン眼鏡姿を褒めて眼鏡記念日が爆誕したこととか(公式にそんな記念日はない)、手塚と跡部がバンド組んでツインギターで跡部が大はしゃぎしたこととか(これはほぼ事実)、騎士様手塚の幻覚とか(あれは…何だったんだ?)、お煮しめが焦げ付かないよう片時も鍋から目を離さずに見守る跡部とか(『何でも一生懸命やる子』の典型例)、プレーした人の記憶にしか残らないんだ…。リアルタイムで遊べた幸運に感謝するとともに、後の世代に伝えられないもどかしさも感じる…。